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Facebookで海外に向けて発信しよう

Facebookページを開設したら、いよいよ海外ユーザーに向けた発信のスタートです。
しかし、ただ日本語で投稿するだけでは、海外ユーザーの目には届きにくいのが現実です。
そこで本記事では、越境ECにおける海外向け発信の基本ステップとして、「投稿」「翻訳」の方法をご紹介します。
 

多言語対応の投稿をしよう

越境ECにおいては、ターゲット国の言語で情報を届けることが非常に重要です。

理由

CSA Research(2020年)の調査によると
  • 66%の消費者は「自分の言語で書かれている情報の商品を購入する」と回答
  • 英語を読めない層では、その割合が85%に上昇

投稿の工夫

  • 英語+中国語(繁体字など)の併記が有効
  • 翻訳文の前に「🇺🇸」や「🇹🇼」など国旗マークを入れると読みやすい
  • 文化や季節性に合った表現を取り入れる(例:"Lunar New Year Sale")

投稿例(アパレルの場合):

Facebookの多言語投稿機能を活用しよう

Facebookページでは、投稿ごとに複数の言語版を用意し、ユーザーの言語設定に応じて自動表示を切り替える機能が使えます。

多言語投稿機能の特徴

  • ユーザーのFacebook表示言語に合わせて投稿が切り替わる
  • 自動翻訳 or 手動翻訳のいずれかを選択可能
  • 同じ投稿内で複数の言語を別々に管理できる
  • PC版からのみ利用可能(モバイルアプリでは不可)

設定方法(PC)

  1. Facebookページの「設定」>「言語」へアクセス
  1. 「投稿を複数の言語で作成できるようにする」をオンにする
  1. 投稿作成画面で「別の言語で投稿を追加」をクリック
  1. 翻訳を入力(または自動生成)して投稿

まとめ:伝えるだけでなく“伝わる投稿”にしよう

Facebookページで海外ユーザーにリーチするためには、単に投稿するだけでは不十分です。
  • 母国語での投稿(多言語併記)
  • Facebookの翻訳表示機能の活用
この2つを押さえることで、投稿の到達力と理解度が大きく変わります。