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対象国の検索キーワードを調査する
SEOの基本ともいえるキーワード調査。SEOで自社サイトへの流入を獲得するためには、検索キーワードのニーズを満たすコンテンツを作る必要があります。これは多言語サイト運用の場合でも同じです。
しかし日本と海外では、検索するスタイルが異なることもあるので、対象とする国でどんな検索キーワードがあるのかを調べていく必要があります。
対象国の検索キーワードを調査する手順
1.対象国と言語を決める
対象とする国を決めて、言語も指定します。まず、国と言語は別物と理解することが重要です。
同じ言語を使っている国でも、文化や検索行動は異なります。 例えば、英語を話す国として、アメリカ、イギリス、オーストラリアなどがありますが、各国で異なる表現や検索キーワードが使われることがあります。ターゲットとする「国」と「言語」の両方を適切に設定することが必要です。
2.使われている検索エンジンを確認する
国によって使用される検索エンジンが異なります。例えば、中国ではBaidu、ロシアではYandexが主流です。対象国の検索エンジンを確認し、それに合わせたキーワード調査を行いましょう。
Googleの場合は、Googleキーワードプランナーで調査ができますし、中国の場合は百度指標を使うことになります。(百度指標の場合、アカウント開設に現地の電話番号が必要です)
3.キーワード調査ツールを使う
現地のユーザーがどんなキーワードで検索しているかを調べるために、以下のツールなどを使うと良いでしょう。
- Googleキーワードプランナー:Googleの広告ツールですが、ターゲット国の検索ボリュームや関連キーワードを調べるのに便利です。
- AhrefsやSEMrush:海外のツールで有料ですが、SEOに特化しているので検索数や難易度、競合情報を確認できます。
- Googleトレンド:特定の国や地域でトレンドになっている検索キーワードを把握できます。
4.現地の競合を分析する
キーワードプランナーで調査したあとにおすすめなのが、現地で同じ市場にいる競合サイトを確認し、そのサイトでどのようなキーワードを使っているかを分析します。競合サイトの流入キーワードを調査するのは、有料になりますが以下のツールが役立ちます。
- SEMrush
- Ahrefs
- SimilarWeb
これらの調査を行ったうえで、SEOキーワードを決めていくと良いでしょう。