MEOとは?SEOや広告との違いをわかりやすく解説

店舗集客やWebマーケティングに携わっていると、よく耳にするのが「SEO(検索エンジン最適化)」という言葉。
しかし、訪日外国人観光客を集めたいなら、もう一つの検索対策=MEO(Map Engine Optimization)を避けて通ることはできません。
なぜなら、MEOは旅ナカの“今すぐ行きたい”検索だけでなく、旅マエのプランニング段階でも強く影響するからです。
 

MEOとは?ひとことで言うと…

MEO(Map Engine Optimization)とは、Googleマップ上で自店舗を上位に表示させるための対策のことで、いわば「地図検索版のSEO」です。
たとえば外国人観光客が旅の準備をしていて、「shibuya ramen」「tax free cosmetics ginza」といったキーワードで検索したとき、Googleマップ上に表示されるお店の中から行き先を決めていきます。
実際、JTB総研の調査によると、訪日外国人の約8割は旅マエに訪問先をほぼ決めているという結果が出ています。
 
 
 
つまり、旅マエに見つけてもらえる情報整備がされていない店は、旅行プランから除外されてしまうということ。
この旅マエの検索タイミングで勝てるかどうかが、MEOの真価なのです。
 

SEO・MEOの違いをざっくり比較!

施策表示される場所主な目的費用表示順位の決め方
SEOGoogleの自然検索結果(Webページ)サイトへの流入基本無料(工数は必要)コンテンツ・被リンク・技術など
MEOGoogleマップ/ローカルパック実店舗への集客基本無料(運用ツールは有料あり)情報の整備度・口コミ・位置情報など
特にMEOは、旅行前に「行ってみたい」と思わせる情報設計と、旅ナカに「今行こう」と思わせるタイミングの両方をカバーできるのが強みです。

訪日前のプランニングにMEOが効く理由

理由1:Googleマップで“行きたい店”を保存している

外国人旅行者は、Googleマップの「保存機能」を使って、旅マエに行きたい場所をリストアップしています。
この段階で見つけてもらえる店=MEOで上位に表示される店です。
 

理由2:検索結果の写真・説明文・口コミが判断材料に

Googleマップ上に表示された店舗情報の写真、説明文、レビューを見て、「行く/行かない」を決めている。
だからこそ、魅力的で整理された情報を掲載しているかどうかが分かれ道になります。
 

理由3:他メディアと連動する“最終決定の場”

SNSやYouTube、口コミサイトで興味を持ったお店を、最終的にGoogleマップで検索するケースが非常に多い。
つまり、どの経路でも最終的に“Googleマップで選ばれる”ことが重要なのです。
 

小さな店舗こそ、旅マエのMEO対策が効く!

大きな広告予算をかけられなくても、Googleマップ上では中小店舗にも公平にチャンスがあるのがMEOの魅力。
むしろ、写真や口コミなどを丁寧に整備すれば、大手チェーンよりも目立つことさえあります。
 
 

おわりに

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