来店からEC購入へ!訪日客をファンに変える導線設計

MEO対策によって、訪日外国人がGoogleマップであなたの店を見つけ、実際に来店したとします。
これは非常に大きな成果ですが、ここで終わってしまっては“一度限りの来店客”で終わってしまうかもしれません。

タビナカの“満足体験”がファン化の起点になる

タビナカでの購買・接客・店舗体験は、単なる「その場の消費」ではなく、次の行動への“記憶”を残す場面とも言えます。
  • 感動した接客 → SNSでのシェア
  • 購入した商品 → 帰国後のリピート購入
  • 「また行きたい」 → 他人への紹介・次回の訪日につながる
このような“記憶に残る体験”がタビアトの行動につながる導線になると考えられます。

越境ECへつなげるための導線設計

✅ ① ECショップやSNSアカウントの案内を店頭で明示する

  • ショップカード、POP、レジ横などにECサイトQRコードを設置
  • InstagramやLINE公式アカウントなど、タビアトでも情報が届くチャネルを案内
特にLINEは台湾・タイ・インドネシアなどアジア圏で広く使われています。

✅ ② 商品パッケージに越境ECや再購入情報を記載する

  • おみやげ・コスメなどの外装に、ECサイトへのアクセス情報を添える
  • 「海外配送できます」「We ship overseas」などの表記で安心感を
滞在中に思い出せなくても、帰国後にパッケージを見てECへアクセスされるケースもあるようです。

✅ ③ EC限定クーポンやメルマガ登録特典を提供する

  • 「帰国後にもう一度買いたい人向け」専用の割引コードを発行
  • スキャン・登録で次回5%OFFなど、継続購入への動機づけを用意
※多言語対応のLP(ランディングページ)やクーポンページがあるとさらに効果的です。

✅ ④ 店舗体験→EC購入という「導線」を“意図的につくる”

  • たとえば「体験した香りを自宅で楽しめるディフューザー」など
  • 来店でしか手に入らない情報や体験を、ECに橋渡しする工夫も有効

✅ ⑤ 店舗で「買いたいのに、買えない」課題を解決する

訪日客の中には、「これ欲しいけど、スーツケースに入らない」「液体物だから飛行機が心配」**といった理由で、その場での購入をあきらめるケースがあります。
こうした悩みを解消する仕組みとして有効なのが、WorldShopping BIZで提供している「タビナカクリック」です。
🧳 タビナカクリックとは?
店舗や施設に設置されたタビナカ専用QRコードを読み込むことで、ECサイトが表示され、その場でオンライン購入 → 帰国後に自国の住所へ海外配送される仕組み。旅行者は荷物を増やす心配がなく、安心して“今欲しい”商品を買うことができます。
現場で「買えない」課題を解決しつつ、タビナカ体験 → タビアト購入の導線をスムーズに設計できる非常に有効な方法です。
QRコードをPOPにして店舗内の目立つ場所に設置し、店員が軽く案内するだけでも利用が促進されることがあります。

タビアトの行動は“種まき”次第で変わる

タビアトのリピートや越境ECでの購入は、偶然に起きるものではなく、タビナカの時点で「その後の接点を残しておく」ことがカギになります。
  • SNSフォロー → 新商品の発見
  • メール登録 → 限定情報の受信
  • 再購入のハードルが低い設計 → 習慣化につながる
つまり、MEOで来店してもらった“今”が、越境ECの将来を決めるタイミングとも言えるのです。

次回予告|成功事例から学ぶ!インバウンドMEO活用の最前線

いよいよシリーズ最終回。
実際にMEO対策に取り組み、訪日客の来店数や越境ECの成果につなげた店舗の事例を紹介しながら、ここまでの内容を振り返ります。