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画像がなくても広告配信できる 『Advantage+ カタログ広告』

海外向けに広告配信する際に躓きやすいポイントが、その広告内容です。
日本とは異なる、新しいマーケットだからと言って画像をはじめとした商品広告を個別に作成するのは大きな負担となります。
 
そこで、Meta広告の「カタログ広告」を活用すれば、効率的に海外の潜在顧客へアプローチ可能です。本記事では、海外向けカタログ広告の特徴やメリット、活用方法について詳しく解説します。

1️⃣ カタログ広告とは?


 
カタログ広告とは、ユーザーの興味、関心、意向、行動に基づいて、関連する商品のおすすめを自動的にユーザーに提供する広告形式です。
動的広告(ダイナミック広告)と組み合わせることで、カスタマーの関心や行動履歴に基づいてパーソナライズされた商品を表示できます。特に海外市場では、カスタマーの嗜好や購買行動が異なるため、データを上手く活用して広告の最適化を図っていくことが重要です。
 

2️⃣ 海外向けカタログ広告活用のメリット


カタログ広告の活用がおすすめな理由についてご紹介します。
 
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複数国への配信にも一括管理が可能 カタログ広告を利用すると、国ごとに異なる広告を作成せずに、スムーズに広告配信を行えます。
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自動最適化で各国のユーザーに適した広告配信 ユーザーの行動データを活用し、各国のターゲットに最も適した商品を自動的に表示できるため、広告効果が向上します。
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コストを抑えつつグローバル展開が可能 広告予算を効率的に活用し、異なる地域の市場に合わせた広告配信を自動化できるため、費用対効果の高いグローバルマーケティングが実現します。
 

3️⃣ Metaカタログ広告の設定方法


 
カタログ広告を活用するには、以下の手順で設定を行います。
 
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Metaビジネスマネージャーでカタログを作成
  • 商品フィードをアップロードし、各商品の情報(タイトル、価格、説明、画像など)を設定します。
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広告アカウントとカタログをリンク
  • 「広告マネージャー」でカタログ広告を作成するために、作成したカタログを広告アカウントと紐づけます。
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広告キャンペーンを作成
  • 「広告マネージャー」にアクセスし、「新しいキャンペーンを作成」から「販売」または「リード獲得」目的を選択します。
  • 「ダイナミック広告」を選択し、カタログを適用します。
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ターゲット設定と配信地域の設定
  • 海外向けの広告配信を行うために、各国ごとにターゲット市場を設定します。
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広告のフォーマットを選択し、クリエイティブを設定
  • カルーセル広告、コレクション広告など、商品を魅力的に見せるフォーマットを選択します。
  • 各国の消費者に合った広告クリエイティブを作成しましょう。
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広告配信を開始し、パフォーマンスを分析
  • 広告を開始後、広告マネージャーの分析ツールを活用し、クリック率(CTR)やコンバージョン率をチェックしましょう。
  • 必要に応じてターゲティングや広告クリエイティブを改善し、効果を最大化します。
 

4️⃣ まとめ


 
Meta広告のカタログ広告は、商品数の多いEC事業者が海外市場へ効率的に展開するための強力な手段です。
一度の設定で商品カタログを作成し、ユーザーの関心に応じた広告配信を自動化することが可能です。ターゲット市場ごとの最適化やキャンペーン対応も柔軟に行えるため、海外展開の第一歩として非常に有効です。
 
今後のグローバル戦略に、Metaカタログ広告の活用をぜひ検討してみてください。